STORY

自然香をはじめた理由

私はお香が好きで

自宅でも、セラピーを行うスパルームでも

毎日のように焚きます。

 

エスニックやスパイシーなお香が好みですが、
こういう香りは外国産が多く

 

香料そのものがケミカルだったり

固定剤としてプラスチックが使われていて

燃やすと揮発すると聞いたのが気になっていました。

 

私自身は煙の質に敏感な方ではないのですが、
それでも時々新しいお香を試すと
頭が痛くなったりして使えないこともあり・・

五感を癒すセラピーをしている身でもあるし
お客様のためにも、自分のためにも安心して焚けるお香が欲しいと常々思っていました。

国内産のお香であれば、安全で高品質、バイブレーションの高いものがたくさんあるのです。
でもアーユルヴェーダの施術中に焚きたいお香というと、
やはりエスニックな香りが欲しいし、せっかくなら馴染みのあるスリランカで作られたお香を使いたい。
 

とはいえ実際のところ、現地で手に入るお手軽価格なお香は軒並みケミカルで、
更にスリランカ国外から輸入されているのが実態。。
 

ネットではとても探せなさそうなので、
とりあえず2023年6月にスリランカに滞在した際に
めぼしいお香を見つけるミッションを自分に課して動いてみました。

いざスリランカでお香探しの旅(1日で終了)

動いてみる、と言っても
お香の製造者や販売者に繋がるツテがなにひとつなく、
行き当たりばったりのリサーチ旅でしたが


なんとリサーチ初日に奇跡みたいなルートでスムーズに理想のお香に出会うことができまして✨

 

というのも、
オーガニック製品やナチュラル食材を扱っているマーケットでたまたま声をかけた人が、まさかまさかの自然香を作ってる慈善団体のディレクターだったという奇跡・・私の嗅覚、凄!(お香だけにw)

そこから打合せを開始して、
その団体のバックグラウンドや
ディレクター本人の活動の素晴らしさに改めて感銘を受けて

プロジェクトがスタートしたのでした。

生産者はどんなグループ?

自然香を制作しているのは『マナ ニヴィラ(Mana Nivila、穏やかな精神/精神の静けさ)』という現地の慈善団体。

ラトゥナプラという都市で瞑想センター兼青少年のためのドラッグリハビリを行っており、お香の売上はリハビリ事業に使われます。

MANANIVILA
https://traveliciousceylon.wixsite.com/mananivila

マナニヴィラのストーリー

近年スリランカ国内で深刻な問題になっている青少年のドラッグ中毒に対し、社会復帰を目指す少年たちを心身共に支えるために僧侶がリハビリプロジェクトを立ち上げ、マナニヴィラの前身を作りました。

その後活動を拡大し、2012年より瞑想プログラムを開始。
現在は僧侶、瞑想指導家、ナチュロパス(自然療法家)を中心にプロジェクトチームを作り、連携して運営しています。

国内外からのスポンサーや各国大使の協力も得て、瞑想センター、リトリートセンターとして活動をしていますが
リハビリプロジェクトや地域の社会的弱者のエンパワーを目的とするプロジェクトを進めるために海外からの認知度UP強化中。
 
お香の制作はドラッグリハビリプロジェクトに参加する青年たちの活動の一環として行われ、売上も彼らのリハビリ資金となります。

原料の選定や品質管理は施設の運営メンバーであるナチュロパス(自然療法家)が行い、青年たちは彼から作業工程を学んでいます。

自然の力が凝縮された精油を扱い、
正確なプロセス、忍耐強さを要するお香の制作に携わることで
青年たちの内面の癒しや成長のサポートにもなるマナニヴィラのプロジェクトです。

ぜひ一緒に応援してください。

お香をプロデュースする自然療法家はどんな人?

自然療法家
Tyronne Leiwis(タイレン)

マナニヴィラのProject Director。
スリランカと英国にルーツを持つ。
青年期を欧州で過ごし、アーユルヴェーダ医師の母、そして本場のナチュロパスから自然療法を学ぶ。スリランカ帰国後は国内随一のナチュロパスとして活動。

植物療法や瞑想指導、ボディワークを通してセラピーやアスリート指導を行っている。